アストン・マーティンが210台限定モデル「ラピードAMR」を年内に生産開始

英アストン・マーティンが、ジュネーブモーターショー2017で発表した高性能セダン「ラピードAMR」の生産を年内に開始すると発表しました。

「AMR」はアストン・マーティン・レーシングの略で、モータースポーツから得られたノウハウを市販車に投入、高性能化を図ることを目的に立ち上げられたブランド。

「ラピードAMR」は4ドアスポーツ「ラピードS」をベースに、排気系チューニングにより6.0L V12気筒エンジンで最高出力603ps、最大トルク64.2kgmを発生。最高速度は337km/hに達するそうです。

これにより、0-100km/h加速は4.4秒と「ラピードS」比で0.5秒短縮。パワーアップと共にサスペンションやブレーキなど足回りが強化されており、内外装にもスポーティな演出が施されています。

インテリアにカーボンファイバーを多用し、シートとステアリングホイールにはアルカンターラを使用。

「ラピードAMR」は210台の限定販売モデルで、車両価格は約2,660万円を予定しているそうです。

Avanti Yasunori・画像:ASTON MARTIN)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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