日本車初となるSUBARUの歩行者エアバッグが自動車技術会賞の「技術開発賞」を受賞

現行インプレッサから全車標準化された歩行者エアバッグ。歩行者エアバッグは、ボルボがV40に世界で初めて搭載していて、日本車ではSUBARUが初の採用になります。

2018年5月24日、「自動車技術会賞」の第68回受賞者が発表され、SUBARUの技術者5名が歩行者保護エアバッグシステムの開発に関して「技術開発賞」を受賞しました。

「自動車技術会賞」は1951年に創設され、そのうち技術開発賞は過去3年間に自動車技術の発展に役立つ新製品、または新技術を開発した個人もしくは共同開発者に贈られる賞です。

今回の受賞は、万一の際の歩行者保護性能を向上させる歩行者保護エアバッグを、普及しやすいシンプルな構造で実現したことが高く評価されたことによるもの。

日本初となるSUBARUの歩行者エアバッグは、2016年10月にフルモデルチェンジしたインプレッサの発売以降、SUBARU XV(2017年5月発売)、新型フォレスター(今夏発売予定、先行予約受付中)にも全車標準化されています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる