【新車】日産・リーフで培ったリチウムイオンバッテリー技術を搭載した救急車「パラメディック」

日産自動車は、5月31日(木)から6月3日(日)に東京ビッグサイトで開催される「東京国際消防防災展 2018」に、高規格準拠救急車・パラメディック リチウムイオン補助バッテリー搭載車を出展すると発表しました。

「パラメディック」とは、搬送途中での高度な救急措置を可能とするためのゆとりの室内空間と、機能的なレイアウトを兼ね備えた高規格準拠救急車。参考出品される「パラメディック リチウムイオン補助バッテリー搭載車」は、リーフで培われたEV技術を活用。1.6kWhのリチウムイオン補助バッテリーが搭載されています。

この補助バッテリーにより、従来では使用できなかった、消費電力の高い電気機器が車内で利用可能になります。停車時には、アイドリング中のエンジン回転数を抑制するため、低燃費・低騒音も実現。高性能な「パラメディック」により、救急隊員の迅速な救急活動をサポートしていくとしています。

日産自動車は、リーフで培ったリチウムイオンバッテリーのノウハウを活かし、キャンピングカーのベース車として「NV350キャラバン リチウムイオンバッテリー搭載グランピングカー」をキャンピングカー・ビルダーにベース車として提供。ほかにも「e-NV200 電池冷凍車コンセプト」を提案するなど、EVの新しい使い方を提案、具現化しつつあります。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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