現在でも木材を使う英国老舗ブランド「モーガン」をエスシーアイが正規輸入開始

2018年5月22日、「MORGAN CARS JAPAN  “INTRODUCING”」と題したプレス向けのイベントが開催されました。ロータスやケータハム、KTM・クロスボウのインポーター事業を展開しているエスシーアイが今年の4月5日よりモーガンの正規輸入販売を開始したことを受けて行われたイベント。

1909年にヘンリー・フレデリック・スタンリー・モーガンにより創業されたモーガンは、ラダーフレームをベースに、木製(アッシュ)のカーゴフレーム使い、職人による手作りという手法を長年変えずに、英国ライトウェイトオープンを牽引してきました。なお、木のアッシュ(3枚の板をボンドで接着)は、鉄ではありませんので錆びず、堅くて加工しやすいという特徴があり、防腐処理もされているそうです。

モーガンは、全モデル合計で、現在も年間850台までしか生産されないという希少モデルで、日本でもどれくらいの納期になるか分からないようですが、モーガンを指名するような趣味人はじっくり焦らず待てる方ばかりなのでしょう。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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