【新車・マイナーチェンジ】ダイナミックさで存在感抜群となった新型ジェイドのエクステリアデザイン

2015年2月に登場したホンダ・ジェイドは多くの立体駐車場に対応させた低く美しいフォルムの中に、6人乗りのサードシートをレイアウトした居住性とユーティリティを実現した新感覚のミニバンです。

このジェイドが2018年5月17日に初となるマイナーチェンジを行い、内外装の変更とともに2列シート5人乗り仕様を追加するなど、バリエーションの充実化を図っています。ここではマイナーチェンジのポイントである外観の変更点について紹介します。

従来1.5Lターボ車のみに設定されていたスポーティモデルのRSが、今回のマイナーチェンジではハイブリッド車にも追加されました。その結果、エントリーグレードでシンプルなスタイルのG。そしてスポーティさを際立たせたRSが2列5人乗り仕様。上級感、洗練感がアップしたXのみが3列6人乗り仕様となりました。

ジェイドは今回のマイナーチェンジで、外観デザインをよりダイナミックに変更しています。RS系はダーク化したインラインタイプのLEDヘッドライト。フロントグリルにダーククロムで加飾したLEDフォグランプを採用することで、スポーティさと上質さを両立させています。3列シート仕様のXグレードもインラインタイプのLEDヘッドランプとクロムメッキ加飾されたLEDヘッドランプで上質感と個性を際立たせています。

高い空力性能を発揮するリアスポイラーも全車標準装備。RSにはピアノブラック塗装された大型タイプ。上級モデルのXグレードにはボディ同色に塗られた大型タイプ。そしてGグレードはフィッティングに優れたピアノブラック塗装の標準タイプとそれぞれ後ろ姿でも個性を主張しています。

さらに、RSとXグレードではジェイドの特徴である低い車高を引き立てるブラックルーフ仕様のボディカラーも選ぶことができます。加えて、RSは従来モデルでは17インチだったアルミホイールを18インチへとインチアップ。ノイズリデューシング機能を装備することで、高い静粛性を実現しています。

従来モデルの車両本体価格は253万円〜で「高い」という声も聞こえたジェイドでした。今回のマイナーチェンジではパワートレインの変更はありませんが、5人乗り仕様を追加したことにより、車両本体価格は239万8680円~308万8800円へと変更され、買いやすくなっています。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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