ボーイング747-8のルフトハンザ航空でフランクフルトへ【ニュルブルクリンク24時間レース初体験レポート・移動編】

ニュルブルクリンク24時間レースといえば、耐久レースの中でも偉大なる草レースとも言える存在で、今やメーカーが威信をかけてその勝利を取りに来ているレースと言っても過言はないのでしょうか? そんなニュルブルクリンク24時間レース二、カメライターの雪岡が初めて参戦して、レースレポートには出てこない部分をご紹介したいと思います。

そんなレポートの第1段は移動編です。

東京からドイツのフランクフルトへは直行便でおよそ14時間程度の飛行機の旅です。飛行機好きならば、どのエアラインにしようかなどを考えながら、レーススケジュールや自分のスケジュールに合わせて、昼行便や夜行便など様々に選ぶことができます。自分は飛行機を撮るのも好きなので、もうすぐ世界的に退役が迫ってきている、ボーイング747-8を運行している、ルフトハンザ航空を選び、羽田からフランクフルトへ飛んできました。エンジンを4発搭載しジャンボジェットの愛称で、飛行機ファンならず多くの方から好かれた航空機は天井も高く、また機内食も美味しく快適な空の旅を楽しめました。

フランクフルトからレースが行われるニュルブルクリンクへは、レンタカーを借りて移動です。国際免許書と日本の免許書を持てばドイツでレンタカーを借りることができます。今回は免許書こそ用意しましたが、不慣れな左ハンドルと右側通行は正直怖い部分もあるので、運転は同行の方にお願いいたしましたが、助手席から見る風景や、アウトバーンの車線区分もしっかり意識され、トレーラーなどの大型車は一番右車線、普通の速度が真ん中、速い速度を出す車がいわゆる追い越し車線を走行し、追い抜きが終われば真ん中の車線に戻るなど、車線を守る意識がしっかり行われているのに、改めて驚きました。

今回は昼行便を選んだので、フランクフルト到着は現地時間の18時すぎ。そこからホテルまで走り一泊です。

翌日朝から街中を走れば、郊外の部分は早めの速度で走り、街中へ入れば速度をしっかり落としているのも印象的でした。またランナバウトという信号の無い、円形交差点は慣れればお互いの進行具合を見ながら譲り合い進んでいく様子は、最近日本で少なくなってきている譲り合い精神が見えました。アデナウなどの街中を抜けて走行しているうちにニュルブルクリンクサーキットへ到着しました。

パドックの様子などはまた次のレポートを書きたいと思います。

(雪岡 直樹)