ホンダが「中国専用」電気自動車・理念 EV CONCEPTをワールドプレミア【北京モーターショー2018】

4月25日からのプレスデーを皮切りに、4月29日~5月4日まで一般公開される「2018年北京モーターショー(第15回北京国際汽車展覧会)」において、ホンダから中国専用電気自動車(EV)のコンセプトカー「理念 EV CONCEPT(イーブイコンセプト)」が世界初公開されました。

ホンダは、中国で2025年までに20機種以上の電動化モデルの投入を予定していて、国策としてEV普及を推進している同国でのシェアアップ獲得を図る構え。今回公開された「理念 EV コンセプト」は、本田技研科技(中国)と広汽本田汽車との共同開発で生まれたコンセプトカーです。

中国市場専用に投入される初の量産EVのコンセプトモデルであり、広汽ホンダの自主ブランドである「理念」のモデルとして2018年内の発売を予定しているそう。

また、昨年出資が発表された中国のカーシェアリング事業会社Reachstar(リーチスター)社のカーシェアリングサービスを通じて、シェアEVとしても活用される予定とされています。

さらに、ホンダ・ブースでは、中国で2018年後半の発売が予定されている「ACCORD HYBRID(アコード ハイブリッド)」(販売元:広汽ホンダ)が初めて公開されたほか、同じく2018年後半に発売予定の新型セダンのコンセプトモデル「INSPIRE CONCEPT(インスパイア コンセプト)」(販売元:東風本田汽車)などが出展されています。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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