新型「レクサス ES」がワールドプレミア! 新プラットフォーム採用し、今秋日本で発売【北京モーターショー2018】

トヨタ自動車が4月25日に開幕した北京モーターショー2018で、新型「レクサス ES」をワールドプレミアしました。

1989年にデビューした「ES」は、これまで数多くの国・地域で上質な乗り心地や静粛性、広い室内空間が好評を博してきましたが、新型では高剛性&低重心化を図ったGA-Kプラットフォームの採用により、「上質な乗り心地」をさらに進化させると共に、新世代レクサスとして、デザインや走りを大きく変革。

「優れた操縦安定性」と「運転の気持ち良さ」の相反する要素を両立した「二律双生」を実現しており、第2世代「Lexus Safety System +」などの最先端技術の導入により、より安全に運転を楽しめるとしています。

ダブルウィッシュボーン式リヤサスペンションの採用や、ジオメトリーの最適化で高い操縦安定性を確保。また、徹底した走り込みやデータ解析に基づき、ペダル配置、ステアリング傾角など、ドライビングポジション細部にまで拘っており、後席には電動リクライニング機能を装備。

「Lexus Safety System +」では、自転車や夜間の歩行者も検知可能な「PCS」(プリクラッシュセーフティ)、車線内操舵支援付き「Lexus CoDrive」(高度運転支援機能)、ハイビーム走行時に近傍車両への眩惑を防止する「AHS」(アダプティブハイビームシステム)、メーター内に道路標識を表示する「RSA」(ロードサインアシスト)等を装備。

2.5L直4エンジンは、吸気効率の向上や燃焼室内の気流強化による高速燃焼で、高い動力性能と環境性能を両立するとともに、優れたレスポンスを実現しています。

新型「レクサス ES」の主要諸元は以下となっています。(海外仕様)
全長 4,975mm
全幅 1,865mm
全高 1,445mm
ホイールベース 2,870mm

今回の発表によると、新型「レクサス ES」は今秋の国内発売を予定しているそうです。

Avanti Yasunori・画像:トヨタ自動車)

【関連記事】

【北京モーターショー2018】米GMが新型PHV/EV「ヴェリテ6」を公開へ
https://clicccar.com/2018/04/25/582811/

【北京モーターショー2018】米GMが557psを誇る高性能電動SUV「エンスパイア」をワールドプレミア https://clicccar.com/2018/04/24/582268/

【北京モーターショー2018】メルセデス・ベンツ「マイバッハ」初のSUV?
ティザー画像(インテリア)を先行公開
https://clicccar.com/2018/04/23/581878/

【北京モーターショー2018】メルセデスベンツ「Aクラス」初のセダンを公開
https://clicccar.com/2018/04/20/580969/

【北京モーターショー2018】レクサスが新型「ES」をワールドプレミア
https://clicccar.com/2018/04/19/580678/

【関連リンク】

北京モーターショー2018
http://www.autochinashow.org/autochina/

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる