【新車】日産のEVバン「e-NV200」はバッテリーを大きくして航続距離300kmを実現

商用車も用意する日産の電気自動車「e-NV200」がバッテリー電力量を増やすなど進化しました。ポイントは、40kWhの大容量バッテリー採用とバッテリー保証を8年16万kmへ延長したことです。

バッテリーの総電力量を増やしたことにより航続可能距離(JC08モード)は300kmとなりました。さらにパワープラグ(コンセント)の使用時間が約15時間へと倍増しています(1000W時)。

さらに車載充電器をアップデートすることで、普通充電でも約8時間で満充電にすることが可能となっているのも見逃せません。なお、急速充電では約40分で80%までの充電が可能ということです。

 

 

メーカー希望小売価格は、商用バンが395万4960円~405万4320円。乗用ワゴンは5人乗りが460万800円、7人乗りが476万2800円となっています。なお受注は開始されていますが、発売は2018年12月の予定です。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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