BMWが「フォーミュラE」参戦!蓄積した技術をBMW「i」モデル開発に投入

2018‐2019年シーズンから「フォーミュラE」に本格参戦予定のBMWが、独マイザッハのドライビングアカデミーで「iFE.18」と名付けた次世代マシン「Gen2」のシェイクダウンを開始しました。

BMWのモータースポーツ責任者を務めるイェンス・マルカルト氏によると、今回のフォーミュラEプロジェクトでは市販車部門とレース部門のエンジニアが数カ月に渡って協業するなど、BMWグループの歴史上で最も顕著に技術トランスファーを行なったそうです。

技術パートナーであるマイケル・アンドレッティ氏のアンドレッティ・フォーミュラEチームに参加する形を取り、プロジェクトで得た成果を次期BMW「i」モデルの開発に役立てて行くことになるようです。

本年12月に開幕するフォーミュラE参戦に向け、マシンは開発最終段階にあり、レース参戦成果による市販モデルのレベルアップが大いに期待できそうです。

Avanti Yasunori・画像:BMW)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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