往年のマツダのスターエンジニア3名が揃ったトークセッションは予想どおりウラ話が満載

激変を迎えている自動車業界。横文字ばかりの新しい方向へと目が向きがちですが、現在までの自動車メーカーを支えたのは、言うまでもないですが先人たちの努力です。

物流や輸送など実用として必要だった時代を過ぎ、自動車を趣味として楽しめる環境まで育ててくれたことを、感謝をしなくてはなりません。

だからいまこそ、ヘリテージに目を向ける必要があります。では、どうするか? 本当にそう感じてもらえる人にとっては、世間に流通している二次情報はすでにチェック済みのことと思います。もっと、どこにも載っていない当事者からでしか語られない情報がほしい、そう感じて当然だと思います、

とはいっても、いちクルマファンが、かつて活躍したキーマンの方々から直接お話を聞ける機会など、まずないこと。

そこを橋渡ししてくれる団体が存在します。それが「クルマ塾」です。自動車雑誌出版社のボードメンバーを務めた方や、モータージャーナリストの面々が中心となって設立された非営利団体で、長らく過ごしたメディア側の立場に一区切りをつけたいまこそ、恩返しのために、自動車メーカーの往年のエンジニアと、ファンとをつなぐ場を設けてくれたのです。