【ニューヨーク国際自動車ショー2018】5代目新型フォレスターの気になる装備「ドライバーモニタリングシステム」とは?

5代目となる新型フォレスターには気になる装備が表記されています。

その名は「ドライバーモニタリングシステム」。北米ではモニターという語感が見張られているというキツいイメージとなるため「Driver Focus」と名付けられています。

これは、マルチファンクションディスプレーの上に顔を検知するカメラを設置、運転者の顔を認識するもので、運転者の脇見や居眠りを感知、注意を促してくれるものに加え、iPhoneのFace IDのようにドライバーを顔認証してくれて5名まで登録ができます。

登録すると、シートポジション、ドアミラーの角度、エアコンの温度設定などが自動でセットされるというもの。安全だけでなく快適も提供してくれるのです(安全面へのサポートは顔の登録なしでも働いてくれます)。

アイサイトによって車両前方を見張っててくれるSUBARU車に、車内も見張ってくれる機能がついたというわけですね。

また、開口部が広く奥行きが大きくなったラゲッジのゲートは新たな電動開閉式となり、その開閉速度がこれまでの2倍くらいに高速化されたと言います。そのスイッチは2種類あり、ハイグレードな輸入車にも見られるような「単なる閉」のボタンと、「閉めてロック」のボタンが設置されました。

パーキングブレーキも電動スイッチとなり、アイサイト仕様時の停止時にホールドしてくれるもの嬉しい機能アップです。

この記事の著者

編集長 小林和久 近影

編集長 小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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