BMW初のSUV型EV「ix3」を初スクープ! EV開発ステージはライバル以上

BMWのコンパクト・クロスオーバーSUV「X3」新型に投入されるEV「iX3」市販型プロトタイプを、フルヌードの状態でカメラが捉えました。同ブランドでのSUV型EVはこれが初のモデルとなります。

捉えたプロトタイプにエキゾーストパイプは見当たらず、すっきりとしたリアバンパーが確認できるほか、一枚の写真には「Electric Test Vehicle」のステッカー、左側面のフロントフェンダーには充電口が見て取れます。大型バッテリーパックはフロア下部へ取付けられるので、居住空間への影響はないはずです。

ハイテク面では、ジェスチャーコントロール付きの10.25インチタッチスクリーンディスプレイ、BMW Connectedアプリ、リモート3Dビューなどの機能を持ちます。またドライブアシストでは、最新世代のアクティブ・プロテクションやアクティブ・クルーズ・コントロールを装備し、1回の充電による航続距離は400km程度が予想されています。

BMWの最高経営責任者ハラルド・クルーガー氏は、2020年に「X3」のフル電気バージョンの発売を既に予告しており、実行へ向け開発は順調に進んでいるようです。

また市場のライバルは電動化ステージが「フェーズ1」であるのに対し、BMWはその先を行く「フェーズ2」のパワートレイン技術を採用しているとも伝えられています。ワールドプレミアは2019秋で、市場への投入は2020年が期待されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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