【東京オートサロン2018】純正カスタムカーが勢揃い!3分で分かるTAS・メーカー編:ニッサン

出展している自動車メーカーのブースの見どころを、超手短に紹介!時間のない人、気の短い人に最適?!

西館ホール2・3の奥にニッサンの広大なブースがあります。このブースの注目点は、日産系列の純正カスタマイズカーであるニスモ、オーテックのラインナップが勢ぞろいした所です。

日産は、昨年11月に、新たなスポーツカーブランド「オーテック」を立ち上げ、第一弾として「セレナ」の販売を開始すること発表しました。

これまでスポーツカーブランドとしては「ニスモ」を展開してきましたが、この「オーテック」ではさらに高級感を打ち出し、内装品の選択肢も増やし、「自分だけの1台」を求める層にアピールしていきます。

壇上に並ぶのは、セレナオーテック、エクストレイルオーテック。オーテックのイメージカラーであるブルーが映えるステージは、非常にクールな印象を与えてくれます。フロントアンダースポイラーやドアミラーはシルバーの塗装が施されており、より一層精巧なイメージを醸し出しています。

左奥には、2017年の東京モーターショーで明らかになった、新型リーフニスモ、GT-Rニスモが壇上に展示。さらに実際にシートへ座ることが出来る位置に、セレナニスモ、エクストレイルニスモ、ノートニスモと、現在は妻いされているニスモバージョンの車両が、これでもかと展示されています。

  

ニスモのカスタムカーを横並びで見ることが出来るこのブース、購入を検討していたり、実際に目で見て、クルマに触れてみたいお客様たちにとっては、良い場所を提供できております。

  

ただ、他のメーカーと比較すると、新たな技術やチャレンジを見ることが出来なかった点は残念な所。ニッサンユーザーへのアピールはもう一つ欲しいところでした。

(文/写真:吉川賢一)

この記事の著者

Kenichi.Yoshikawa 近影

Kenichi.Yoshikawa

日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイラインやフーガ等のFR高級車の開発に従事。車の「本音と建前」を情報発信し、「自動車業界へ貢献していきたい」と考え、2016年に独立を決意。
現在は、車に関する「面白くて興味深い」記事作成や、「エンジニア視点での本音の車評価」の動画作成もこなしながら、モータージャーナリストへのキャリアを目指している。
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