【東京オートサロン2018】このオーラを見逃すな!3分で分かるTAS・メーカー編:GAZOO RACING

せっかく東京オートサロンに行ったなら、無駄なく、効率よく見て回りたいものですよね。各社のブースの見どころを、超手短に紹介するレポート、今回はGAZOO RACING編です。

東館ホール7・8の最も左奥にあるのが、TOYOTA GAZOO RACINGのブースです。このブースでまず目を引くのが真っ白なコンセプトカー「GRスーパースポーツコンセプト」です。

車両全体が流れるような斬新なフォルムは、遠くから見てもオーラがすさまじく、美しいとすら表現できます。

 

FIA世界耐久選手権で鍛えられたハイブリッド技術を生かしたというこのコンセプトカー、真後ろにはテストカーも展示されていました。

V6ツインターボチャージャーとトヨタハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)は、ベースとしたWECマシンのTS050 HYBRIDのものとほぼ同じですが、高効率EVシステムと、希薄燃焼エンジンを組み合わせ、パワーと環境性能を両立した次世代のスーパースポーツカーを提案したとのことです。

壇上にはWECマシンのTS050 HYBRID、さらにはヤリスWRCも展示されており、トヨタ渾身のスポーツブランド、GAZOO RACINGのやる気を感じさせてくれる、インパクトのあるブースでした。

(文/写真:吉川賢一)

この記事の著者

Kenichi.Yoshikawa 近影

Kenichi.Yoshikawa

日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイラインやフーガ等のFR高級車の開発に従事。車の「本音と建前」を情報発信し、「自動車業界へ貢献していきたい」と考え、2016年に独立を決意。
現在は、車に関する「面白くて興味深い」記事作成や、「エンジニア視点での本音の車評価」の動画作成もこなしながら、モータージャーナリストへのキャリアを目指している。
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