米・IIHS衝突試験で新型カムリ/インプレッサなどの日本車が最高評価を獲得

「IIHS」(米国高速道路安全保険協会)が12月7日、安全なクルマとして「2018トップセーフティーピック」に認定した車種を発表しました。

車型ジャンル別の認定車種数は以下となっています。(計62車種)

小型車 13車種 小型SUV   9車種 ミニバン   2車種
中型車  8車種 中型高級車 8車種 中型SUV 6車種 中型高級SUV 8車種
大型車  2車種 大型高級車 5車種 大型ピックアップ 1車種

日本メーカーではトヨタが11車種(Lexus 4車種)、ホンダが6車種(Acura 2車種)、スバルが6車種、マツダが4車種、日産が3車種、三菱自が1車種と、全体の半数となる31車種が「2018トップセーフティーピック」に認定されています。

さらに、「2018トップセーフティーピック」の中から最も安全なクルマとして15車種が「2018トップセーフティーピック+(プラス)」に認定されており、日本車では新型カムリをはじめ、スバル インプレッサ/WRX/レガシー/アウトバックなど、計5車種が認定されています。

一方、韓国車(ヒュンダイ/キア等)についても6車種が「2018トップセーフティーピック+(プラス)」に認定されるなど、近年の著しい衝突安全性能の向上が見てとれます。

また11車種に上る「2018トップセーフティーピック」獲得を果たしたトヨタ自動車は、「IIHSに安全なクルマとして多くの車種が認定されたのに加え、新型カムリが最高評価を得たことを大変嬉しく思う」とコメントしています。

今回の発表で、IIHSが実際の衝突試験結果を基に「安全なクルマ」と認定した車種の半数を日本車が占めていることから、改めて日本車の衝突安全性能の高さが証明されたと言えそうです。

Avanti Yasunori・画像:IIHS)

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【関連リンク】

IIHS公式HP
http://www.iihs.org/default.aspx

各車のIIHS衝突テスト結果検索
http://www.iihs.org/ratings/default.aspx

IIHS 2018トップセーフティーピック
http://www.iihs.org/iihs/ratings/TSP-List

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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