トヨタの新ナビゲーションに「安心機能付きドライブレコーダー」などをオプション設定

11月21日、トヨタのディーラーや部品共販店で、新ナビゲーションのオプションとして「ドライブレコーダー」、「雨滴除去機能付きマルチビューバックガイドモニター」、「ETC2.0ユニット」が発売されました。

まず、「安心機能付きドライブレコーダー(一体型)」は、社会問題化している「あおり運転」などにより、ドライブレコーダーの需要が高まるなか、トヨタから2017年3月に発売された「安心機能付きドライブレコーダー(別体型)」の機能を厳選し、新たに設定されたもの。非常にスッキリした外観で、前方視界の妨げにならないのも魅力です。

通常のドライブレコーダーの基本機能に加え、「ふらつき・はみ出し走行通知」、「車両接近・前方車両発進通知」、「進入禁止標識通知」などの機能が用意され、安心・安全な運転を支援します。

「安心機能付きドライブレコーダー(一体型)」の対応車種は、車両や年式などにより条件が異なるものの、原則「Toyota Safety Sense」、レーンキーピングアシスト、スマートアシスト(ダイハツの登録商標)未装着車に設定可能となっています。

「雨滴除去機能付きマルチビューバックガイドモニター」は、バックカメラに雨滴などが付着した際に、バックカメラ上部に装着されたノズルから高圧空気を噴射することで雨滴などを除去するもの。モニターに映し出された後方映像が見えづらくなるのを防ぎます。

こちらは、ヴェルファイア/アルファード、ヴォクシー/ノア/エスクァイア、エスティマのうち、T-Connectナビ10インチモデル、T-Connectナビ9インチモデルを装着した車種に設定できます。

「ETC2.0ユニット(ナビ連動タイプ・光ビーコン機能付)」には、交差点に到着する時に信号灯色が赤になることが予想されると、光ビーコンから得た信号情報をもとに、早めのブレーキによる緩やかな減速を促すことで、スムーズで安全な運転を支援する「信号連携減速案内・信号待ち発進準備案内」が用意されます。

また、「信号待ち発進準備案内」も搭載されます。赤信号での停車時に光ビーコンから得た信号情報をもとに、待ち時間の目安がナビ画面上に表示される機能。

「ETC2.0ユニット」は、地図ソフトの2017年秋版以降が入っているT-Connectナビ10インチモデル、T-Connectナビ9インチモデル、T-Connectナビに対応となっています。

各モデルの価格は(税込み/取付工賃など諸費用は別)、「安心機能付きドライブレコーダー(一体型)」が40,500円、「雨滴除去機能付きマルチビューバックガイドモニター」が32,400円、「ETC2.0ユニット ナビ連動タイプ(光ビーコン機能付)」が32,400円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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