【ボルボXC60試乗】スカンジナビアン・デザインにマッチするソフトな乗り味

世界で最も売れているボルボ車であるXC60が2代目にスイッチしました。試乗車は、2.0Lの直列4気筒ターボ+8ATというパワートレーンがT5 AWDで、エアサスペンション装着モデル。

245ps/350Nmというエンジンスペックは、郊外路から山岳路、高速道路でもパワー不足とは無縁で、8ATによるスムーズな変速も美点。パワートレーンに関しては、まったく不満を感じさせません。最上級グレードでPHEVであるT8に今回乗る機会はありませんでしたが、T5の1830kgという重量はT8よりも300kg以上も軽く、フットワークにもサイズを感じさせない軽やかさがあります。

一方で、不整路では乗り心地には少し落ち着きに欠く印象も受けますが、路面が良ければソフトなタッチで、エアサスペンションらしい上質感も十分に味わえます。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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