【東京モーターショー2017】MAZDAが2台のコンセプトカーに凝縮させた「日本古来の引き算の美学」とは?

10月28日(土)から11月5日(日)までの9日間に渡って一般公開された東京モーターショー2017。今回のショーでは、MAZDAが出展した2台のコンセプトカーが来場者から多くの注目を集めました。

その一台が深化した魂動デザインを採用、次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」や、次世代車両構造技術「SKYACTIV-Vehicle Architecture」など、同社の最新技術を投入した商品の先駆けとなるコンパクト・ハッチバックモデル「MAZDA 魁(カイ)CONCEPT」。

次期「アクセラ」と予想される同モデルは、パフォーマンスフィールや乗り心地、静粛性など、全方位で洗練されたダイナミクス性能に加え、ボディサイドの繊細な光の動きがもたらす生命感あふれるフォルムが特徴となっています。

同社のブランドカラー「ソウルレッド」の進化版となる艶やかなボディカラーを纏っており、ロングノーズ・ショートデッキのスタイリングと太目のCピラーの組合わせにより塊感を強調。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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