日本のものづくりを元気に支える制服美女のたまらん笑顔と、秘められし部品【東京モーターショー美女めぐり】

ああー!素敵。百花繚乱の東京モーターショー2017で出会った、一輪の白い花のような制服美女。彼女は誰だ?

■制服美女はいつも制服美女だった!

この方は(株)加藤螺子製作所ブースの本多香さん。モデルさんではなく、モノホンの社員さんです。

知的な雰囲気なのに笑うととっても元気でキュートな彼女は、普段は営業を担当しているとのこと。それでは制服姿なのはブースでの演出なのかな?

「いや、この人はいつもこの格好です!」と、同僚の方が教えてくれました。

本多さんによれば「このユニフォーム、動きやすいんです。社内にいるときはいつも着ていますよ(笑)」とのこと。制服の美女!日本のものづくりを元気に支えるワーキングガール。最高です!!

彼女の働く加藤螺子製作所は冷間圧造のパイオニアメーカー。超多品種、高い技術力と機動力に定評のある企業です。社員の方によれば「好きなことに挑戦させてくれる会社」なのだとか。

■好きな製品「インナーチューブとインナーカラー」

好きなクルマは日産フィガロ、趣味はものすごく小さい折り紙を折ることという本多さんに、好きな『製品』も聞いてみました。

「インナーチューブとインナーカラーが好きです。立ち上げのメンバーだったので思い入れがあって…」(手元の部品は『インナーチューブ』)

なるほど……とは言ってみたものの、依然謎の残る「インナーチューブとインナーカラー」。それって何ですか?

「自動車の足回りに使われる防振部品なんですよ。実際に使われるときには、この周りをゴムや金属の別の部品で覆うので、見たことない方が多いと思います!」

たしかに自分のクルマに搭載されていても、実際には見られない、手に取ることはできない部品ってたくさんあるものですよね。東京モーターショーでは、普段なかなか出会えない素敵なことに出会えます。

加藤螺子製作所ブースで出会ったのは、制服美女と、秘められし(?)防振部品。いやー、いいもの見たな!

(文:くぼきひろこ/写真:ダン・アオキ)

この記事の著者

ダン・アオキ 近影

ダン・アオキ

15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。
諸行無常の響きあり。主に「女性と車」をテーマにした写真を手がけ、『clicccar』では「注目モデルでドライブデート」の撮影をさせていただいております。感謝。
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