【東京モーターショー2017】自動運転に貢献するMEMSミラーを用いた走行空間センサー「3D-LiDAR」をパイオニアが初公開

カーナビだけでなく、自動運転技術に欠かせないセンサー開発にも注力しているパイオニア。2017年の東京モーターショーでは「MEMS(Micro Electro Mechanical Systems/微小電気機械システム)」ミラーを使った独自の走行空間センサー「3D-LiDAR」を初公開。

「3D-LiDAR 」は、すでに2017年9月から自動車メーカーなどにサンプル出荷を開始。今回のモーターショーでは、ブース内をリアルタイムで計測した点群画像をモニターで確認することができます。

ブースの中央には、一般道での自動運転レベル3以上を想定した「コンセプト・コックピット」が配置され、「3D-LiDAR」と連携した安心・安全機能やエンターテインメント機能が体験できます。

ほかにも、高輝度、高コントラストで色純度の高い「レーザースキャンHUD」を出展。フロントガラスの前方に映し出す高画質で視認性の高い表示を確認できます。

パイオニアは、持ち前のカーナビで快適や感動といった実用性、エンターテインメント性能に磨きを掛けるとともに、HDマップ(地図事業)や「3D-LiDAR」に代表される自動運転関連で、自動運転時代に対応すべく安心・安全面も注力する姿勢をより鮮明にしています。

(文/写真 塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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