【東京モーターショー2017】広大な会場を効率良く見学してモーターショーを120%堪能する方法を大公開!

いよいよ10月28日から第45回東京モーターショーが始まりました。会場は東京ビッグサイト。とてつもなく広い会場です。

国内外メーカーが出している話題のコンセプトカーや、各メーカーが出している最新のスポーツカーに触れることができるので、どのメーカーのブースから見にいこうか、迷い所ですよね。

見たいクルマから真っ先に見に行く、という行き当たりばったりの順番で回るのもよいのですが、とてつもなく広い会場と、膨大な来場客が集まるモーターショーですので、ある程度の戦略をもって見学をしたい所です。

そこで今回、10月27日のプレビューデーを使って、効率の良いブースの回り方を考えてきましたのでご紹介します。なお、あくまで筆者の主観ですので、より良い回り方があるかもしれません。ぜひ反響いただけるとありがたいです。

まずは、会場内のいたるところで配っている、無料パンフレットを入手して下さい。そのパンフレットの中央に、厚紙で印刷された会場案内図が閉じられており、このページだけを抜き取り、マップとして使う事が出来ます。コンパクトになるので、マップだけを手に持っていれば邪魔になりません。

次にコインロッカーを確保します。半日近く歩き、いたるところで車のシートに座ったり、VRを体験したり、バイクに跨ったりを繰り返すため、必要最低限の荷物に絞って軽量化しておきます。これで疲労を軽くすることができます。

入場したら、まず東4.5.6ホールを目指しましょう。東4.5.6ホールには、ポルシェ、レクサス、日産、三菱、SUBARU、ルノー、アウディ、フォルクスワーゲンといったメーカーが並んでいます。多くの展示車に触れることができできますので、時間を忘れて楽しめます。

LEXUS LC500と日産R35 GT-Rのシートにも座ることができます。一日中、順番待ちの長い列が予想されます。シートへ座りたい方は、早めに並ぶことをお勧めします。

一休止を挟んだ後に、次は東1.2.3ホールへ行きましょう。

こちらには、BMW、ベンツ、マツダ、プジョーが並んでいます。BMWのMシリーズ、新型Z4のコンセプトカーなど、完成度の高い車両を多く見ることができます。

さらに、ホール中央の通路を向かいにして対抗するかの様に、メルセデスベンツが陣取っています。AMGシリーズがBMWと向かい合う様に並んでおり、欧州車好きにはたまらないゾーンです。

さらに、日本の自動車メーカーの中でも、独特の雰囲気を持つマツダのブースも見どころです。

さらに先へと進むと、HINO、ISUZU、SCANIA、三菱FUSO、UD TRUCKS、VOLVOなどのトラック系メーカーの展示車両がされています。普段見ることのないトレーラーヘッドのカットモデルは、実に迫力があります。トレーラーのドライバーズシートへも座ることができます。まるで家のロフトに登るかの様にステップを上り、2階から見下ろすかの様な運転席からの景色は、非日常感を体感することができます。

この記事の著者

Kenichi.Yoshikawa 近影

Kenichi.Yoshikawa

日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイラインやフーガ等のFR高級車の開発に従事。車の「本音と建前」を情報発信し、「自動車業界へ貢献していきたい」と考え、2016年に独立を決意。
現在は、車に関する「面白くて興味深い」記事作成や、「エンジニア視点での本音の車評価」の動画作成もこなしながら、モータージャーナリストへのキャリアを目指している。
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