室屋選手世界一へ。今季最後の勝負は最後の直接対決で決着!【レッドブルエアレース2017・決勝レポートその1】

レッドブルエアレース2017最終戦・インディアナポリスのラウンド・オブ・8。天候は曇り。気温はラウンド・オブ・14の時より下がった。風は弱くなっている。

Heat9 ミカ・ブラジョー  vs  室屋義秀

ブラジョーは再び予選タイムを上回る1.07.126をマークするも、室屋選手は1.04.557とスーパースピードウェイに到着してからの最速タイムをマーク。室屋選手、ファイナル4へ。

Heat10 マティアス・ドルダラー  vs  ペトル・コプシュタイン

ドルダラー選手はこの週末の好調を維持しており、このラウンド最速の1.04.249を叩き出す。プラクティス1では1.04.094(スモークトラブルの+1秒加算されている)を記録していたコプシュテイン選手だが、1.05.741と伸びず。ドルダラー選手が勝ち上がる。

Heat11 ファン・ベラルデ  vs  マイケル・グーリアン

予選3番手だったベラルデ選手はミスなく1.06.075とまずまずのタイム。グーリアン選手はラウンド・オブ・14で伸びなかったタイムから果敢に攻めるが、鬼門のゲート2をパイロンヒットし+3秒で1.08.006。タイムでは1秒以上上回っているだけに残念。ベラルデ選手2度目のファイナル4に進出。

Heat12 マルティン・ソンカ  vs  マット・ホール

ソンカ選手は1.04.995と今日一番のタイムを叩き出した。対してホール選手はゲート2でまさかのパイロンヒット!更にインコレクトレベルが加算され計5秒のペナルティ加算。練習日からここまでトップタイムを出し続けた優勝候補の大本命が1.11.359でまさかの敗退。

これにより、室屋選手のタイトル獲得条件は優勝か2位のみとなった。ソンカ選手は2位でもタイトル獲得となる。