「後付けできる」モービルアイ社製の衝突防止補助システムを、三菱ふそうが純正アクセサリーとして採用!

米・インテル社の傘下に入ったイスラエルのモービルアイ社。モービルアイの製品は日産のプロパイロットに採用されているほか、BMW、FCAなどがモービルアイ連合に加わっており、自動運転時代に向けてエヌディビアとの陣営争いも注目されています。

8月21日、モービルアイの日本でのマスターディストリビューターであるジャパン・トゥエンティワンが、三菱ふそうトラック・バスと提携。衝突防止補助システム「モービルアイ」を、三菱ふそうの全車両に後付けできる純正アクセサリーとして販売を開始すると発表しました。

これにより、大型トラックやバスに標準装備されている安全装置と類似の先進システムを、小型・中型車へも導入が可能になるそうです。ジャパン・トゥエンティワンは、モービルアイ社、三菱ふそうと連携し、年間2,000台の販売を目指すとしています。

また、モービルアイ社は、日本だけでなく北米市場でも三菱ふそうとパートナーシップを結び小型・中型トラックへの装着を拡大すると表明。

モービルアイ社のディレクター、David Oberman(デービッド・オバマン)氏は「今回の提携により三菱ふそうは、より安全性の高い車両を提供できるようになり、そしてモービルアイ搭載のふそうトラックを導入されるユーザーは、大幅な事故率や損害額の削減と安心を得られ、業界全体で大きなメリットが出る取り組みと考えています」とコメントしています。

提供されるシステムは「モービルアイ570」で、17万2800円(取付工賃別)となっています。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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