燃費より安全重視の時代だから、SUBARUレヴォーグとWRX S4が売れている!

2017年7月にマイナーチェンジの発表されたスバル・レヴォーグとWRX S4。いずれも0〜120km/hの範囲で、高速道路などの同一車線における先行車追従&車線維持機能を実現した「アイサイト・ツーリングアシスト」を新搭載したのが話題となっています。その発売が、いよいよ8月7日より始まりました。

1.6リッターと2.0リッター水平対向ターボエンジンを積むレヴォーグ、2.0リッター水平対向ターボエンジンだけのWRX S4。いずれも先進安全技術「アイサイト」を進化させただけではなく、フェイスリフトを実施するなど内外装のリフレッシュも行なっています。さらにシャシーセッティングに手を入れるなどして走りも磨いていますが、燃費性能は目立って改善しているわけではありません。

にもかかわらず、新型レヴォーグとWRX S4の初期受注は絶好調だといいます。先行予約で集めた受注は、レヴォーグが5,234台、WRX S4が1024台。レヴォーグの月販目標は2000台ですから約2.6倍の、WRX S4は月販目標(325台)の3倍以上となる受注を集めたのです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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