コンセプトから大きく変化!BMW最上級クーペ「8シリーズ」市販型をスクープ

BMWが5月に公開した最上級クーペ『コンセプト8シリーズ』の市販型プロトタイプがニュルの高速テストに姿を見せました。

1999年に生産が終了し、20年振りの復活となる『8シリーズ』を示唆するモデルと思われますが、ニュルに現れた市販型は、エクステリア全体がコンセプトモデルから大きく変化していることが分かりました。

フロントマスクを見ると、中にダミーレンズを入れたヘッドライトは厚みを持ち、3分割されたエアインテーク形状も刷新されています。但し2つのキドニーグリルは、コンセプトのように繋がったデザインが採用されている可能性が高いです。リアにエアアウトレットは見当たらず、バンパー及びエキゾーストパイプのデザインも異なるほか、奇抜なテールライトデザインは、オーソドックスなものになる気配です。

このように、細部のディテールはリデザインされていますが、大きなリアウィンドウを持つ、優雅なルーフラインはそのままで、フラッグシップクーペの香りが漂っています。

パワートレインは、2リットル直列4気筒ツインターボ、3リットル直列6気筒ターボ、4.4リットルV型8気筒エンジンの他、プラグインハイブリッドモデルのラインナップも期待できそうです。

市販型のワールドプレミアは、2018年春が予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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