セレナ、エクストレイルの「プロパイロット」搭載車が5万台を突破

高速道路の同一車線自動運転技術である日産自動車の「プロパイロット」は、昨年8月に発売されたセレナ、そして2017年6月にマイナーチェンジを受けたエクストレイルにオプション設定されています。

「プロパイロット」は文字どおり、高速道路の同一車線内でドライバーをサポートする技術で、道路幅や信号機、歩行者などを見ているため、一般道と判断するとステアリング支援制御は働きません。なお、アダプティブクルーズコントロール(ACC)は約30km/h以上で作動し、一般道でも使えます。

セレナのオーナーからは「プロパイロット」がフル作動状態になる高速道路で、アクセル、ブレーキ、ステアリングが自動制御され、渋滞走行や長時間の巡航走行などで感じていたストレスを大幅に低減すると高く評価されているそうです。

なお、高速道路でも急カーブやジャンクション、合流時などには「プロパイロット」がオフになることもありますが、確かに長距離ドライブのドライバーの負担を大きく軽減してくれるのは間違いありません。

エクストレイルのプロパイロット搭載車のユーザーから「旅行やアウトドアスポーツを楽しんだ後、特に帰宅時の高速道路での運転サポートが嬉しい」といった声が上がっているとのこと。

7月末時点で「プロパイロット」を搭載した車輌の販売台数はセレナが48,976台、エクストレイルが5,620台の計54,596台で、5万台を突破しています。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久、塚田勝弘、日産自動車)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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