BMW 5シリーズツーリングは、ワゴンでも十分に軽快なフットワークと高いスタビリティが魅力

BMW 5シリーズ セダン同様に、基本的には高いスタビリティ、そして何より軽快なハンドリングが魅力の新型BMW 5シリーズ ツーリング。

試乗車の「523d ツーリング・ラグジュアリー」の車両重量は1800kgで、同じエンジン、グレードのセダンと比べると100kg重くなっています。

テールゲートという大開口部をもつワゴンですから、ボディ補強は念入りにされているはず。高速域では安定しながらも、セダンとは少し異なる落ち着きのある乗り味。セダンがスポーティ過ぎる感もありますから、ワゴンの走りの方が合っているという方もいらっしゃるかもしれません。

気になる乗り心地は、1人乗車でほとんど空荷状態だとピッチングが大きめに感じられるシーンもありますが、乗車人数が増え、荷物をある程度積むと落ち着いてくるかもしれません。なお、セルフレベリング付エアサスペンション(リヤ)は全車に標準装備されています。

2.0Lの直列4気筒ディーゼルターボのパワー感もセダンよりも100kg重い分、ややマイルドです。それでも、190ps/4000rpm、400Nm/1750-2500rpmというスペックからも予想できるように、中・低速域のトルク感は十分。相変わらず非の打ち所がない8ATのスムーズな変速フィールもあって、日常使いならまず不満はでないでしょう。

先代よりも荷室を拡大し、さらにセダン同様に、アダプティブクルーズコントロールはもちろん、車線維持機能(中央維持付き)、側面衝突の危険性が高まった場合にステアリング操作に介入して衝突を回避する「アクティブ・サイド・コリジョン・プロテクション」など、BMW最新の最新安全装備を搭載。

休日に荷物を積み込み、JC08モード燃費19.4km/L(もちろんディーゼルエンジンは軽油)の経済性を味方にロングドライブを楽しむには、うってつけのワゴンといえそうです。

(文/写真 塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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