運に左右されたSUGOラウンド。SUBARU BRZ GT300の意外な結末とは…【SUPER GT 2017】

7月22、23日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催された「2017 AUTOBACS SUPER GT Rd.4 SUGO GT 300km RACE」。

予選Q1を山内 英輝選手のドライブで1分18秒836というQ1最速ベストタイムで終えたSUBARU BRZ R&D SPORT。続くQ2もベストタイム更新でポールポジションを狙いたいところ。

Q2開始から5分後、ウォーミングアップも終わりそろそろアタックに入ろうかとペースを上げてきた井口卓人選手でしたが、なんと88号車マネパ ランボルギーニ GT3のクラッシュで赤旗中断!再開後は7分の残り時間となりますが、せっかく暖めてきたタイヤを振り出しに戻され思うようなアタックをしきれないまま予選終了。

それでも1分18秒936のタイムを出しての4番グリッドを獲得。フロントローがスタートミスをすればホールショットが狙える位置。ましてや、どうなるかわからない不安定な天候が決勝日も続くとあって、勝負運も重要な要素となってきます。

そんな決勝のグリッド。スタートドライバーの山内選手と最後の入念な打ち合わせをする辰己監督。この時点ではタイヤがスリックなのかレインなのか、まだ判断には余地があります。

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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