ダイムラー社(メルセデス・ベンツ)のディーゼル排ガス不正疑惑。日本の対応は?

7月18日、ドイツのダイムラー社が300万台超に達するディーゼル車の自主的なサービスキャンペーンを実施すると発表しました。なお、これはリコールとは異なるもので、対象となるモデルは、2011年以降のユーロ5、ユーロ6対応としていたメルセデス・ベンツのディーゼル車のほぼ全てになるそう。

現時点では、日本を含めてほかのマーケットではこのサービスキャンペーンは実施しないとしています。ただし、日本での対応については、現在詳細な情報を収集していて、その結果をもって判断する予定と表明しています。

「ほぼ全て」というのは、新型Eクラスなど最新のOM654エンジンが搭載されたモデルは「すでに十分なレベルに達しているため」対象外となっています。

じつは、このサービスキャンペーンは今回が初めてではなく、今年3月にコンパクトカーに搭載されているディーゼルエンジン1機種および V クラスを対象とするNOx排出削減措置(サービスキャンペーン)を実施していました。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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