D1GP大阪決戦直前!気になる今年の新規マシン3台をチェック

D1グランプリ今年度唯一の関西決戦「2017 GLION OSAKA DRIFT」が、7月22、23日に大阪の舞洲(まいしま)スポーツアイランド空の広場D1特設会場で開催されます。

この大阪決戦がどんな展開になるのか?と今からドキドキされている方もいらっしゃると思いますが、その予想を占う上でも6月23,24日にTSUKUBAサーキットで開催された前戦「TSUKUBA DRIFT」の様子をチェックして見ましょう。

TSUKUBA DRIFTでは、今年新規に導入されたマシンが大活躍しました。まず単走ファイナルで100ポイントを超えるという快挙の上で優勝した日比野哲也選手のS2000。

このS2000に搭載されるエンジン、よく見ると6気筒。なんとスープラの2JZエンジンが積まれているのです。それも1000馬力にチューンナップ!

日比野選手は「今までのドリフトでは自分のクルマではなくチームが用意したマシン、言ってしまえば借り物で出場していたんだけど、自分が思い描く、納得できる走りをするために自分のクルマを作った」とお話くださいました。

TSUKUBA DRIFTの3日前にシェイクダウンをしたというS2000、追走では煮ツメが足りないとのことで不発に終わりましたが、単走ではノビノビしたキレキレの走りを披露。日比野選手の思い描く走りが垣間見えるようでした。

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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