TOP3をトヨタが独占!2017年6月の登録車セールスランキングが発表

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)から、2017年6月の登録車(軽自動車と海外ブランドを除く)の車名別の販売ランキングが発表されました。

1位プリウス、2位C-HRというトヨタのTNGA採用モデルがワン・ツーなのは前月同様です。

●2017年6月 登録車販売ランキングトップ10(自販連調べ)
1位 トヨタ プリウス 17,946台(前月1位)
2位 トヨタ C-HR 14,318台(同2位)
3位 トヨタ ヴィッツ 11,743台(同6位)
4位 日産 ノート 11,601台(同3位)
5位 トヨタ アクア 11,453台(同5位)
6位 トヨタ シエンタ 9,646台(同9位)
7位 ホンダ フリード 9,151台(同4位)
8位 ホンダ フィット 8,738台(同14位)
9位 スバル インプレッサ 8,480台(同10位)
10位 トヨタ カローラ 7,727台(同12位)

3位に躍進したのは、2017年にハイブリッドを新設定したヴィッツ。さらに6月19日にマイナーチェンジをしたアクアが5位、ハイブリッドも用意するコンパクトミニバンのシエンタも6位に浮上するなどトヨタ・ハイブリッドカーの好調が目立つ6月となりました。

また6月30日にマイナーチェンジを実施したフィットは前月のトップ10圏外から8位に浮上。先進安全装備を充実させた効果で、さらなるアップが予想されます。また、アクアもマイナーチェンジにより効果が出てくるのは7月以降となるでしょうから、ランキング全体に動きがありそう。

このように人気モデルのマイナーチェンジが続く国内の登録車マーケット。大きくエクステリアに手を入れたトヨタのMクラスミニバン「ヴォクシー/ノア/エスクァイア」が7月以降のランキングに与える影響も、大いに気になるといえそうです。

(山本晋也)

【関連記事】

2017年5月の登録車セールストップ10、下位に大きな動きあり!
https://clicccar.com/2017/06/09/480437/

トヨタ・ヤリス(ヴィッツ)が勝った「WRC」って、どんなラリー?【今さら聞けない!ラリーのイロハ・その1】
https://clicccar.com/2017/02/16/444791/

トヨタ・アクアに「クロスオーバー」を設定。JC08モード燃費も38.0km/Lに進化
https://clicccar.com/2017/06/20/484210/

ホンダ・フィットがマイナーチェンジ! 装備と技術面の見所は?
https://clicccar.com/2017/06/29/487305/

トヨタ・ヴォクシー/ノア/エスクァイアがマイナーチェンジ!迫力ある顔つきとさらなる使いやすさを追求
https://clicccar.com/2017/07/03/488543/

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる