今年はマツダのロータリー誕生50周年!三次試験場でアニバーサリーイベントが開催

9月17日(日)に、マツダの三次自動車試験場にて開催される「Be a driver. Experience at MIYOSHI」への参加申し込みが開始されています。

今年はコスモスポーツ、ロータリーエンジン生誕50周年のアニバーサリーイヤーだけに、そのお祝いもイベントの主旨のひとつとなっています。

50周年を祝うコンテンツのひとつとして、コスモスポーツオーナーズクラブの協力による同乗試乗がラインアップされています。登場から50年を経た現代、オーナーの運転するコスモスポーツに同乗して走りを体験できる、めったにないチャンス。

このテストコースは、1968年にニュルブルクリンクで開催されたマラトン・デ・ラ・ルート84時間耐久レースに参戦するコスモスポーツが、そのレース・シミュレーションで昼夜を問わず走った場所でもあります。


また、三次テストコースでの開催ならではの企画として、マツダの実験ドライバーによる高速走行の同乗体験も実施。

ロータリーエンジンの心臓部、ローターのカタチを模したともいわれる、おむすび型の高速周回路のバンクの傾いた路面に押し付けられる感覚は、ジェットコースターとはまた違った体験です。

このほか、試験場施設内のバスツアーや、キッズ整備体験などファミリー向けアトラクションもたくさん用意されているとのこと。

そして、ル・マン優勝車の787B(予定)のデモランを楽しんだあとは、愛車でテストコースをパレードできたりと、もりだくさんのコンテンツが待っています。

 

[イベント内容(変更となる場合があります)]

・高速周回路での参加車両によるパレード
・三次試験場見学バスツアー
・高速周回路での限界性能同乗体験
・コスモスポーツ同乗体験(オーナーズクラブ協力)
・キッズ向け整備体験
・人馬一体アカデミー
・マツダモノ造り展示
・RE分解組み立て実演
・レストア車の展示
・マツダ車(主に参加者の車両)展示
・787BなどREエポック車両の展示とエキシビション走行

さて、その参加方法ですが、事前の申し込みが必要で、当日いきなり行っても入場はできないので注意が必要です。

詳しくは公式サイトにありますが、申し込みは「駐車券の応募」と「人のチケット申し込み」という、2ステップを踏みます。

【駐車券の応募】
イベント会場となる三次試験場の駐車券の応募(規定の内容を記述した往復はがきによる)
8月10日(木)までに、当選者には駐車券が届き、落選者には落選のお知らせが届く

【人のチケット申し込み】
8月14日(月)〜8月31日(木)に公式サイトから申し込み(ほかFAXなど方法あり)

会場に入場駐車し、パレードに参加できる車両の台数上限が1200台。そのため、駐車券の台数は1200台となります。
参加費は昼食付きで、1名あたり2700円で、小学校までの子供は入場無料とのことです。

そのほかイベントの最新情報や申し込み方法の詳細は、公式サイトでチェックして下さい。

コスモスポーツ、ロータリーエンジン生誕50周年の記念すべき年。マツダファン、ロータリーファンならば、ぜひその場にいたいイベントですね。

【関連リンク】

ビーアドライバーエクスペリエンスat三次 公式サイト
beadriver.mazda-re50th.com

この記事の著者

古川教夫 近影

古川教夫

1972年4月23日生。千葉県出身。茨城大学理学部地球科学科卒。幼稚園の大きな積み木でジープを作って乗っていた車好き。幌ジムニーで野外調査、九州の噴火の火山灰を房総で探して卒論を書き大学卒業。
ネカフェ店長兼サーバー管理業を経て、WEB担当として編プロ入社。車関連部署に移籍し、RX-7やレガシィ、ハイエース・キャピングカーなどの車種別専門誌を約20年担当。家族の介護をきっかけに起業。福祉車輌取扱士の資格を取得。現在は自動車メディアで編集・執筆のほか、WEBサイトのアンカー業務を生業とする。
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