新型レクサス・LSをトヨタが自動運転車と「呼ばない」理由とは?

トヨタ自動車(以下トヨタ)が6月26日に東京都内で初披露した、今秋発売予定のフラッグシップセダン、新型レクサス「LS」。

新型開発にあたり、レクサスのチーフ・ブランディング・オフィサーを務める豊田章男社長から、「初代LSの衝撃を超える」「ブランド・シフトに向けた象徴となるクルマに」とのお題が出されたそうです。

新型「LS」では「レベル2」に相当する自動運転技術を搭載しており、同車の開発で培った先進技術/運転支援技術を2018年よりトヨタブランドを含め、全車展開を予定。

しかし、トヨタは今回の新型「LS」をあえて「自動運転車」とは呼ばず、「将来の自動運転に繋がる高度運転支援技術を搭載したクルマ」との表現に留めています。

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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