とにかく速いゴルフ GTIとR。それでいて乗り心地も十分【VWゴルフ・GTI/R試乗】

マイナーチェンジされたゴルフのスポーツモデルGTIとRはどちらも楽しいドライビングを楽しめるモデルですが、その性格はかなり異なっていました。

まず、GTIですが、こちらはゴルフのフィーリングの延長線上にあるクルマだという印象があります。

230馬力というエンジンのパワーは十分過ぎるものですが、エンジン回転がスッキリと上がっていって、自然吸気エンジンのような加速感を示します。GTIには走行モードを変更するDCCという機構が付き、「ノーマル」、「コンフォート」、「エコ」、「スポーツ」の4モードが選べます。

このうち「スポーツ」で走るとアクセルレスポンスが向上するのでよりビシッとした走りになります。

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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