【SUPER GT2017】オートポリスで表彰台!しかしSUBARU BRZ R&D SPORTSの進化は止まらない

5月21日、大分県のオートポリスで開催された「2017 AUTOBACS SUPER GT Round 3 SUPER GT in KYUSHU 300km」で白熱した大接戦の末GT300クラスを2位で表彰台に上ったSUBARU BRZ R&D SPORT。

岡山と富士、開幕からの2戦でポイントを取ることが出来なかったBRZにとっては2位という順位で存在感を示したといえましょう。それも0.091秒差という僅差。あと50mフィニッシュラインが後ろだったら、などなど優勝してもおかしくないところまでポテンシャルを挙げてきていることは事実。

オートポリスはストレートが短く、マシンはコース全体でコーナーリング状態。そしてメインストレートから第1ヘアピンまで一気に下り、そこから第2ヘアピンまでは登り、そして第2ヘアピンから次の60Rまで一気に下ってスタジアムコーナーまでひたすらに登りというコースレイアウト。特にリアに荷重がかかりやすい今年のBRZにとっては登りセクションは得意中の得意といってもいいかもしれません。

20日に行われた予選でも2番手のタイムをたたき出し、フロントローからのスタートとなっています。そして決勝レースではポールポジションだったVivaC 86 MCと1秒未満の攻防を繰り広げ、3位以下を大きく引き離していく様を見せつけました。

バトルを繰り広げたVivaC 86 MCが先にピットインしたために暫定トップとなり、2周の後にピットインしたBRZ。リアタイヤのみの交換となるかと思いきや、オートポリスでは4本交換。しかしVivaC 86 MCのギリギリ前で戦列復帰!いや、まだタイヤが温まっていない状態のBRZはVivaC 86 MCに道を譲ることとなってしまいます。

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
続きを見る
閉じる