スバル・WRX STIがマイナーチェンジ。ニュルブルクリンク直系を感じさせるムービーも公開

スバルのスポーツフラッグシップモデル「WRX STI」がマイナーチェンジを実施しました。

実質的にWRX STI専用駆動システムといえる「DCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)」のハードウェアや制御を変更、ブレンボ製ブレーキシステムはフロント6ピストン対向キャリパーを採用するなど、大幅改良を実施することを発表しました。発売開始は6月20日となっています。

グレード構成は従来通り。スタンダードのWRX STIと、ビルシュタインダンパーを装備したWRX STI タイプSの2種類。ブレンボの6ピストンブレーキは全グレードで標準装備となっているのは嬉しいポイントです。

また、タイプSにはSUBARU初の電動調整式レカロシートをオプション設定。さらにタイプSには245/35R19サイズのタイヤが標準装備されます。

メーカー希望小売価格は、WRX STIが386万6400円、タイプSが406万800円。トランスミッションは6速MTのみ、駆動方式はもちろんAWD(常時全輪駆動)です。

ボディカラーは、アイスシルバー・メタリック、クリスタルホワイト・パール(3万2400円高)、ダークグレー・メタリック、クリスタルブラック・シリカ、ピュアレッド、WRブルー・パールとなっています。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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