新型シビック・タイプR、生産国のイギリスでの価格が発表。日本円にしておよそ450万円から。

先日、ニュルブルクリンク北コースにおけるFF最速タイム7分43秒80を叩き出した新型シビック・タイプR。日本では2017年夏の発売がアナウンスされていますが、それに先んじてイギリスでのメーカー希望小売価格が発表されました。

先代モデル同様、イギリス・スウェンドンの工場で生産され、そこから日米欧など世界中にデリバリーされる新型シビック・タイプR。まずは生産国での価格が判明するというのは自然な流れといえます。

気になる価格は、ベースグレードが30,995ポンド(約450万円)、装備を充実させたGTグレードは32,995ポンド(約480万円)。

先代モデル同様に「2.0L VTEC TURBO エンジン」を積む新型シビック・タイプRは、最高出力320馬力の向上や6速マニュアルトランスミッションのローレシオ化による運動性能アップが注目されています。

さらに、プラットフォームを一新したことでねじり剛性を大幅に向上、マルチリンク式リヤサスペンションの採用と合わせてコーナリング性能が向上しているといわれています。

とはいえ、ユーザーとしては、パフォーマンスの向上に比例してプライスが上がらないことを期待したいですね。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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