アメリカの新車市場に異変?4月のライトトラック系の販売が頭打ちに

米調査会社オートデータが5月2日に発表した4月の米国市場における新車販売台数は142.6万台で、前年同月比で4.7%減となっています。

日本車はトヨタが20.2万台(−4.4%)、ホンダが13.8万台(−7.0%)、日産が12.2万台(−1.5%)、スバルが5.2万台(+3.9%)、マツダが2.4万台(−7.8%)で、スバル以外は各社ともに落ち込みが目立つ状況。

 

これは米国車も同様で、GMが24.4万台(−5.9%)、フォードが21.3万台(−7.1%)、クライスラーが17.3万台(−6.9%)となっており、セダン系の不振を補っていたライトトラック系が頭打ちとなり、4月度は軒並み減少傾向に転じています。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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