新マシンの負荷はジェット戦闘機なみ!? ドライビング、トレーニングはどう変わったのか?【F1速報×F1女子~バーレーンGP号~】

4月16日(日)、2017 F1第3戦バーレーンGPが開催されました。ナイトレースでライトアップされたバーレーン・インターナショナル・サーキットが砂漠の中に浮かびあがり、マシンもより一層輝いて幻想的なグランプリでしたよね。

予選ではバルテリ・ボッタス選手(メルセデス)が自身初ポールポジションを獲得し、このままポール・トゥ・ウィンか!? と思っていたのですが、チャンピオン達はなかなか勝たせてくれません。

セバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)が逆転優勝で今季2勝目を挙げ、「喜びの舞」まで披露! そんなお茶目なベッテル選手が表紙の「F1速報バーレーンGP号」(4月20日発売)の見どころを早速ご紹介したいと思います!!

■フェルナンド・アロンソ「インディ500マイル参戦」急転決定の舞台裏

バーレーンGP開幕直前に発表された、フェルナンド・アロンソ選手(マクラーレン)のインディ500マイル参戦。そして同日に開催されるF1伝統のモナコGP欠場。この発表には本当に驚きました。

なぜマクラーレンは、パワーユニットの力不足を抱える現在のマクラーレンにとって得点獲得の絶好機であるモナコGPの欠場を良しとしたのでしょうか。本誌では以下のように推測してます。

レース中に吐いた数々の「暴言」は実際にマクラーレンとホンダに向けられたのではなく、アロンソ流の外部へのメッセージと考えるべきだろう。そして、その送信先はメルセデスだ。つまり「バルテリ・ボッタスが期待に添えないようであれば、来年はそっちに行けるよ」という、言わば「動いて話す履歴書」なのだ。

もちろんそれはマクラーレンも承知の上で、エグゼクティブディレクターのザック・ブラウンは先手を打ったといいます。

アロンソに対して、F1キャリアが終わった後も、末永くマクラーレン(ブラウンは、今後F1だけでなく、さまざまなカテゴリーに挑戦していくことを明言している)で充実したレーシングライフを送れることを保証し、そのプロローグとして今年のインディ参戦を実現させたのだ。ブラウンは、モナコの貴重なポイント獲得のチャンスを犠牲にしてでも、今後さらに2年間、アロンソと手を組んだほうが価値があると判断した。

アロンソ選手は過去4度のチャンピオンに輝いたトップチーム、アンドレッティ・オートスポーツからインディ500マイルに参戦します。そしてチームメイトは佐藤琢磨選手! アロンソ選手と佐藤選手が同じチームだなんて、私たち日本のファンにとって夢のようなことですよね!!

さて、アロンソ選手をチームメイトに迎える佐藤選手はどのように思っているのでしょうか。

「アロンソのインディ出場のニュースは、発表の前日に聞いたんですが、『びっくり!』でしたね。モナコGPを欠場して来るわけですからね。彼はレーシングドライバーとして一番いい時期にインディ500に挑戦するわけですし、僕もチームメイトとしてレースを迎えることになります。必要なら協力も惜しむつもりはありません。彼のおかげでインディ500も盛り上がるでしょうね。」

そしてもう一つのビックニュースが、ジェンソン・バトン選手がアロンソ選手の代役としてモナコGPにスポット参戦すること! またバトン選手の走りを見れると思うと(しかもモナコGPで!)、嬉しくて嬉しくて公式発表が出たときには涙がでそうでした。

そんなバトン選手からコメントが届いていますよ!

「MCL32には、モナコGPの前にマクラーレンのシュミレーターで乗る予定で、それでレースへの準備は整うと思う。日頃からトライアスロンのトレーニングで十分に鍛えているから、フィジカル面の心配はない。F1パドックにいる旧友たちに会うのも楽しみだし、少しでもファンの皆に喜んでもらえることができたらいいと思う。」

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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