マツダ・デミオ全車に「アイ・アクティブセンス」を標準装備。「サポカーS・ベーシック」に該当

ロードスターをのぞく新世代商品を対象に、先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を標準装備化することを発表したマツダ。

4月20日、デミオ全車に「アイ・アクティブセンス」を標準装備し、発売を開始しました。

デミオに標準装備される「アイ・アクティブセンス」には、低速走行時に前方の車両との衝突回避をサポートし、被害を軽減する自動ブレーキ「スマート・シティ・ブレーキ・サポート(前進時/SCBS F)」が用意されます。

ほかにも、徐行・停車時に前方の障害物が検知された状態での急発進を抑制する「AT誤発進抑制制御(前進時)」、車線変更時に斜め後方の車両を知らせる認知支援技術の「ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)」、駐車場などでの後退時に横から近づく車両を検知し接触の危険を知らせる「リヤ・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)」を装備。

今回の「アイ・アクティブセンス」の標準化に含まれている「スマート・シティ・ブレーキ・サポート」と、「AT誤発進抑制制御」の2つの安全技術の標準装備により、デミオは経済産業省や国土交通省などが普及、啓発を推進している「安全運転サポート車(サポカーS・ベーシック)」に全車種が該当することになります。

なお、「安全運転サポート車」とは、高齢者を含む運転者を先進安全技術で支援し、交通事故防止を図る車両のことです。

マツダは、この4つの安全技術を標準装備することで、万が一の事故だけでなく、事故に繋がる危険な状態も未然に防ぎたいとしています。

「アイ・アクティブセンス」が標準装備化されたデミオの価格帯は、1,382,400円〜2,246,400円となっていています。※一部デミオと異なる図版が含まれています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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