マイホーム並みの装備と機能!憧れの高額キャンピングカー3モデル【2021年版】

■1000万円超の豪華モデルも!

まるで自宅と見間違えるような豪華な装備と便利な機能を備えた本格派のキャンピングカー。さまざまなオプション装備を設定して自分好みに仕上げると、高級車に匹敵する予算1000万円からの高額キャンピングカーを紹介します。

●ヴォーン・エクスクルーシブ

高級キャンピングカー
ヴォーン・エクスクルーシブ

キャンピングカー総合ディーラーを自負している東和モータース販売。キャンピングカー専用のトヨタ・カムロードをベースとした人気のヴォーンシリーズにハイグレードの「エクスクルーシブ」が追加されました。

2L直4ガソリンエンジン搭載車は2WD、3L直4ディーゼルターボエンジン搭載車は2WDと4WDの駆動方式が選べるヴォーン・エクスクルーシブ。乗車定員は7人(一部6人)、就寝定員は6人となっています。

従来のモデルでは、エンジンを切った状態で大きな電力を消費するとバッテリーがなくなり、長時間の充電を必要としました。しかしエクスクルーシブに採用されている新電装システム「EVOシステム」では、アイドリング4〜5時間だけで大容量サブバッテリーの充電量をほぼ復活させられることに加え、走行中にはオルタネーターからの出力をサブバッテリーに直接充電することで、走行中の充電を強化しています。

また、洗練されたデザインに包まれた広い室内インテリアには、美しく汚れに強いPVC家具が採用され、サブバッテリーで動作可能となる家庭用エアコン、電子レンジなども標準装備しています。

シャワーキット13万2000円、温水ボイラー22Lは12万6500円など、オプション装備を豊富にラインアップしているヴォーン・エクスクルーシブの車両本体価格は、811万8000円〜990万円です。

●クリフ・アドベンチャーエディション

高級キャンピングカー
クリフ・アドベンチャーエディション

東和モータース販売が扱っているクリフ・アドベンチャーエディションは、独サンライト社が長年培った専門知識と製造技術を集約したキャンピングカーです。

クリフ・アドベンチャーエディションのボディサイズはコンパクトな5.4mとロングサイズの6.0mの2タイプで、レイアウトは3種類をラインナップ。バンをコンバージョンさせたスタイルにも関わらず、カセットトイレ、FFヒーター、温水シャワー、常設ベッドなど、大型モーターホームに負けない装備がコンパクトなボディに詰まっているのが特徴です。

バンコン並の機動力とキャブコン並みの装備を備えたキャンピングカーで、明るいインテリアデザインと十分な収納スペースを確保。省電力LEDライトでバッテリーの消費節約にも貢献しています。また、前方、後方、直前直側の3方向カメラ&モニターで運行時の死角を軽減するなど、工夫が施されています。

クリフ・アドベンチャーエディションは乗車定員4人、就寝定員2人(1人は子供)という「540」と「600」。そして乗車定員4人、就寝定員4人(1人は子供)という「601」という3モデルを用意しています。車両本体価格は880万円〜924万円となっています。

●フィールドライフ・シリウス

高級キャンピングカー
フィールドライフ・シリウス

1991年に創業した国産ビルダーの「フィールドライフ」は、創業当初から国産モーターホームの開発・製造を目指してきた会社。1999年に国産初のフルコンバージョンである「プラッツ」の販売を開始しました。

今回紹介する「シリウス」は、2010年三菱ふそうローザをベースにセミフルコンバージョンとして登場。さらに2018年、クラス初のリア大型収納庫(オプション)を装備したうえ、4WDという選択肢も増えたモデルです。

走行時の乗車定員は7人、就寝時は4人となるリアツインベッド仕様「イマジン」をはじめ、圧倒的なゆとりの空間を実現した「ラウンジ」、乗車定員8人、就寝時5名+1名という多人数向けシートレイアウトの「ダイネット」の3グレードの展開。全グレードともベース仕様は全長6.7mですが、7.5mまで延長したロングモデルも選ぶことができます。

オプション装備も、リア大型ガレージ収納庫をはじめ、140Lの大型冷蔵庫、ジェネレーター、リアエアサスペンションと多彩です。車両本体価格は6.7仕様が1478万4000円〜1621万4000円。7.5仕様が1511万4000円〜165万4400円となっています。

(文:萩原文博/写真:東和モータース販売、フィールドライフ)

※この記事は2021年11月30日に再編集しました。

【関連リンク】

・ヴォーン・エクスクルーシブ
https://towa-motors.com/lineup/wohn_exc.html

・クリフ・アドベンチャーエディション
https://www.dethleffs.co.jp/sunlight/cliff_adv.html

・フィールドライフ・シリウス
https://www.fieldlife.co.jp/new_cars/new_sirius/index.htm

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この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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