新型C-HRハイブリッドの持ち味は、疲れ知らずの爽快ハンドリングと燃費にあり!(その3)【等身大インプレ】

■タイトなワインディングでの爽快なハンドリング

今回はターンバイクに続き、一般道で箱根・芦ノ湖から御殿場を越え、富士山の山中湖を目指すことにしました。一般道のタイトなワインディングで、新型C-HRがどのような走りを見せるのか確かめたいと考えたからです。

「スポーツモード+Bシフト」の新型C-HRは、狭くて路面の粗い一般道を活き活きと走っていきます。連続するタイトなワインディングでも、大柄なボディを持て余すことなく、リズミカルにコーナーを抜けていくことができました。あらためて、新型C-HRの優れたボディ剛性とシャッシー性能がもたらす爽快なハンドリングを実感することができたのです。

気になるパワーですが、ターンパイクで気になった頭打ちは、ほぼ発生しませんでした。むしろ上りと下りが連続する低中速域のワインディングでは、モーター出力の加速アシストと回生ブレーキの減速を繰り返し行うために、運転しやすく相性の良さを感じました。

それから帰路では、山中湖から高速道路に入ってしまうのが何やらもったいなくて、そのまま道志から相模原に抜ける一般道を選択。「ノーマルモード+Dシフト」に切り替えて、クルマも信号も少ない山合いのドライビングを大いに楽しんできました。