同乗体験はジェットコースター以上の迫力! ただし1日24名限定!!【モータースポーツジャパン2017フェスティバル・イン・お台場】

東京臨海副都心青梅地区特設会場セントラル広場にて「モータースポーツジャパンフェスティバル・イン・お台場」が開催中です(4月15日、4月16日)。

国内・外の様々な自動車メーカーが集まり、乗用車やスポーツカーの展示、ドライバートークショー、ゲームなど、小さなお子様から大人の方まで楽しめるモータースポーツファンにはたまらないイベントなのですが、その中でもぜひ皆さんに体験してほしいのが「レーシングカー同乗体験プログラム」です。

同乗体験プログラムでは、D1、GT、ラリー、ダカールラリーのマシンに乗車可能で(同乗するマシンは選べません)、しかも運転するのは憧れのドライバー! 隣に座るだけでドキドキしちゃいそうです。

ありがたいことに、私も同乗させてもらいました! まず最初に同乗したのは、日産が生み出した電気自動車「LEAF」をベースに、インバーター(電力変換装置)をミッドシップにマウントし、大型リチウムイオンバッテリーを搭載したレーシングマシン、 NISSAN LEAF NISMO RC。

電気自動車ということもあり、レーシングマシンとは思えないほど静か。マシンの中もサイドブレーキなどなく、すっきりした印象です。でも、実際にスタートしたら足が浮いてしまうほどの加速力にびっくり! ドライブしてくれた佐々木大樹選手も走行後「 加速力が凄くて、運転していて楽しいです」とコメントしてくれました。

そしてもう一台、全日本ラリーに参戦しているスバルWRX STIに同乗させてもらいました。

ドライバーは新井敏弘選手です。日程的に本番で実際に使用しているマシンだと次の本番に間に合わないので、イベント用のマシンだったのですが、外装も内装もレース仕様とほとんど同じなのだそう。

 

ラリーカーに乗るのが夢だった私は、スタート前から感動。そして加速した瞬間、感動に浸る余裕がないほどのスピードにびっくり! ドリフト時は頭が横にガクガク揺れ、激しすぎて外の景色見る余裕がありませんでした・・・。今まで乗ったどのジェットコースターよりも迫力満点で、最高に楽しい!! 自分では記憶にないのですが、走行後新井選手に「大丈夫?」と聞かれるほど叫んでいたようです。

 

ラリードライバーは常にこんなにも身体に負担がかかっているのかと驚いたのですが、実はレース中はもっと凄い負担が常にかかっているのだそうです。「サーキットを走るレースでは横Gがほとんどだけど、ラリーは横方向からも縦方向からもGがかかるから、他のカテゴリーのドライバーに比べて身体が大きくなるんだよ。」とお話ししてくれました。

とても気さくな新井選手、デモ走行中、本気になりすぎて右のリアをこすってしまうというハプニングも! マシンに乗ると熱くなってしまうところも、また素敵です。

マシンの中の雰囲気、直接感じるエンジン音、そしてあの匂い。日常生活では味わえないこの何とも言えなえい感覚は、未だに忘れられません。同乗走行に参加した皆さんも、走行後とても良い笑顔でマシンから降りてきており、最高の思い出ができたのではないでしょうか。

ぜひ皆さんにも体験してもらいたいのですが、会場には多くのお客さんが来場するため、残念ながら全員がこのプログラムに参加することができません。参加できるのは、抽選で同乗走行券を引き当てた強運な24名のみ! 抽選への参加方法はとっても簡単。センタープロムナード側のゲート「A-4」でAM 9:00より当日分の抽選が行われるので、気合いを入れて当たりを引き当ててください!! また、当日の予定枠数に達した時点で抽選終了となるので、早めに会場に行く事をオススメします。今日も開場前から多くのお客さんが抽選に参加するために並んでいましたよ。

残念ながら抽選に外れてしまっても、開場には楽しいプログラムがたくさんあります。しかも入場料は無料! ぜひお台場に足を運んで、最高の思い出を作ってくださいね!!

(yuri)

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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