ホンダN-BOXが脅威の2.6万台を販売! 2017年3月の軽自動車セールスランキング

全軽自協会(一般社団法人 全国軽自動車協会連合会)より、2017年3月の軽四輪車 通称名別新車販売速報が発表されました。

モデル末期と見られる時期ながら、ライバルを寄せ付けない圧倒的な販売台数を記録したのはホンダN-BOX。前年同月比で102.3%となる2万6125台という数字を記録しました。

●2017年3月 軽乗用車販売ランキング(軽自協調べ・速報)
1位 ホンダ N-BOX 26,125台
2位 ダイハツ タント 19,209台
3位 日産 デイズ 18,923台
4位 ダイハツ ムーヴ 15,077台
5位 スズキ スペーシア 15,042台
6位 スズキ ワゴンR 13,949台
7位 ホンダ N-WGN 12,403台
8位 スズキ アルト 12,231台
9位 スズキ ハスラー 10,240台
10位 ダイハツ ミラ 7,990台

トップ10の顔ぶれは前月同様。2位と3位が入れ替わっているのとワゴンRが前月4位からダウンしているくらいで全体的にはスライドドア車が人気という傾向は変わりがありません。

また、「軽自動車離れ」が指摘される昨今ですが、軽四乗用だけに限ると全体での販売台数は18万5724台と、前年同月の18万5674台をわずかに超えています。ダブル増税の影響でユーザーが離れたといわれている軽自動車マーケットですが、そろそろ底を打ったといえるのではないでしょうか。

(山本晋也)

【関連記事】

2017年2月の軽自動車セールスランキング、注目の新型ワゴンRは何位?
https://clicccar.com/2017/03/08/451678/

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる