桜満開! 上野恩賜公園でお花見ついでに「自動車歴史詣で」しませんか?

いよいよ、2017年のお花見シーズンも本格化。
今週末は、東京都心のお花見エリアでも、おおむね満開の桜が見られることになりそうですね。

そんな中、注目したいのが上野恩賜公園。ソメイヨシノをはじめとした約800本桜が並ぶ園内は、まさに花見のメッカですが、実は公園内にある国立科学博物館には自動車好きが楽しめるレアな展示物が数多く用意されています。

入場して常設展示となる地球館へと向かいます。
エスカレーターで2Fへ行くと、そこは「科学と技術の歩み」ゾーン。センター付近に「近代化の成果」として「自動車産業のあけぼの」と題し、「オートモ号」やそのエンジン、そして「ダット61型水冷直列4気筒エンジン」などが展示されています。

1924年(大正13年)から市販されたオートモ号は国産量産車のさきがけです。

オートモ号とダット号のエンジンは並んで展示されています。

ダットエンジンは鋳型に木型を使っていました。

また、すぐ横には、「日本人の発明と創造」トヨタ自動車のルーツでもある豊田自動織機の豊田佐吉が考案した「無停止杼換式豊田自動織機(G型自動織機)」の実物なども展示されており、明治時代から昭和に至る日本の工業製品の歴史を見ることができます。

オートモ号と同じ1924年製のG型自動織機は、横糸を装置を止めずに自動交換できたり、縦糸が切れたのを検知し停止したりする機構が備わっています。

このほか、同じ地球館2Fには、初代SA22C型マツダサバンナRX-7の原寸大の図面や模型などが配置されていますが、現在はミニ企画展が開催(4月16日まで)されているため、残念ながらみることができません。

国立科学博物館の出入り口から、公園の大噴水までは歩いて2分。通常日は16時30分(17時閉館)まで、金曜日・土曜日は19時30分(20時閉館)まで入館できます(休館日はサイトで確認のこと)。夜桜見物の前、少し早めに現地入りして、科学博物館で自動車の歴史見学をしてみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
国立科学博物館 www.kahaku.go.jp/

この記事の著者

古川教夫 近影

古川教夫

1972年4月23日生。千葉県出身。茨城大学理学部地球科学科卒。幼稚園の大きな積み木でジープを作って乗っていた車好き。幌ジムニーで野外調査、九州の噴火の火山灰を房総で探して卒論を書き大学卒業。
ネカフェ店長兼サーバー管理業を経て、WEB担当として編プロ入社。車関連部署に移籍し、RX-7やレガシィ、ハイエース・キャピングカーなどの車種別専門誌を約20年担当。家族の介護をきっかけに起業。福祉車輌取扱士の資格を取得。現在は自動車メディアで編集・執筆のほか、WEBサイトのアンカー業務を生業とする。
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