新型C-HRハイブリッドのドイツ仕込みの魅力とは!?(その1)【等身大インプレ】

■C-HRは、スタイルにこだわった最新SUV

トヨタ系のレンタカー店が、登場間もないトヨタC-HRのレンタルを始めました。そこで等身大インプレ第7弾は、トヨタC-HRのハイブリッド仕様を試したいと思います。

トヨタC-HRは、トヨタ開発陣がスタイルにこだわった最新SUV。間近に見ると、ボディ全身がシャープなラインと抑揚の効いた立体造形で構成されています。また背が高くタイヤが大きいSUVながら、なだらかに傾斜するルーフやヒンジを上部に仕込んだリアドアを採用。まるで、SUVの下半身とクーペの上半身を融合したような斬新なシルエットを実現しました。

パワーユニットはプリウスで実績を積んだ1.8L直4のハイブリッドユニットで、エンジンは98PS、モーターは72PS、両方を合わせたシステム出力では122PSを発揮。エンジンルームを開けると、エンジンとモーターの両方を搭載している割にはスッキリ納まっており、もはやハイブリッドは特別なユニットではないと実感します。

ただ昭和世代としては、アグレッシブなスタイルに215/60/17の大きなタイヤを履いているSUVなのに、プリウスと同じハイブリッドでは、正直パワー的に物足りないのではないかと感じていました。そこで今回も箱根の「マツダ・ターンパイク」へ遠征して、走りの実力を試すことにしました。