EVの充電が10分程度に!? 急速充電器が年内に大幅進化!

日本主導で急速充電器の国際規格作りを推進している「チャデモ(CHAdeMO)協議会」が、7年ぶりに国際標準仕様書の大幅改定を予定しているそうです。

同協議会では、2010年に初となる「チャデモ」規格の標準仕様書を発行。

これまでに多くのメーカーの急速充電器を認証してきましたが、昨今、EVの航続距離拡大を目的に駆動用2次電池の容量拡大が進んでおり、急速充電器に関する規格の見直しが必要な状況になっています。

日米欧の自動車各社が電池容量を倍増させたEVを発表するなど、今後もEVに搭載する電池容量の拡大が続く見通し。

そこでチャデモ協議会では、こうした動きに対応するため、EVの電池大容量化などに合わせて、従来の約3倍にあたる最大出力150kWの急速充電器の製品化を可能にするそうです。

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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