鈴鹿サーキットでGT500仕様のレクサス「LC500」が初デモラン!

今シーズンからGT500クラスのレギュレーションが変更されたのに伴い、各メーカーがニューマシンを導入しますが、イベントでは「SUPER GTデモレース」と銘打って、いち早く新型マシンによるデモランが披露されました。

まず愛知県豊田市に拠点を置くSARDはレクサスLC500をベースにした「DENSO KOBELCO SARD LC500」を披露。昨年チャンピオンの平手晃平選手がステアリングを握りました。

3月15日に公開された今季のカラーリングは、伝統の赤と白のカラーをベースに、流れる青のトリコロールのラインで速さと躍動感を強調したデザインとなっています。

また高橋国光氏が率いるチーム国光は、シーズンオフ用のカラーリング「PHASE01」を纏った新型ホンダNSXベースの「RAYBRIG NSX-GT」を披露。山本尚貴選手がドライビングを担当しました。

シーズン開幕戦ではRAYBRIGのブルーをメインとしたカラーリング「PHASE02」が施されることになります。

日産は「CALSONIC IMPUL GT-R」を披露。GT300からGT500クラスにステップアップし、同クラス初参戦となるヤン・マーデンボロー選手がドライブしました。

このマシンも本番ではお馴染みのカルソニック・ブルーに彩られることになります。

ちなみに、2012年9月に行われた鈴鹿サーキット「50周年アニバーサリーデー」では、ルマン24時間レースの優勝経験を持つロータリーエンジン搭載のグループCカー「マツダ787B」によるデモ走行が披露されました。

今回の「モータースポーツファン感謝デー」でも、ジャン・アレジ親子による2台のフェラーリF1を使ったデモランが披露されています。

鈴鹿サーキットで開催されるこれらの特別なプログラムメニューは、回を重ねるごとに内容が充実しつつあり、コアなモータースポーツファンだけに留まらず、ビギナーも1日中楽しめるイベントに成長しつつあるようです。

Avanti Yasunori・画像:SARD /IMPUL)

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【関連リンク】

鈴鹿モータースポーツファン感謝デー2017
http://www.suzukacircuit.jp/msfan_s/

SARD Racing 「LEXUS TEAM SARD」
http://www.sard.co.jp/race_r/

HOSHINO RACING TEAM IMPUL
http://www.impul.co.jp/race/

RAYBRIG TEAM KUNIMITSU
http://www.raybrig-ms.jp/

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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