「ボルボのエース」XC60が新型にスイッチ【ジュネーブモーターショー2017】

いまや当たり前になりつつある衝突被害・軽減ブレーキを日本で切り拓いたXC60。新型XC60の安全面での注目は、自動ブレーキだけでは事故を回避できないと判断すると自動的に操舵する「ステア・アシスト」が「シティ・セーフティ」に追加された点。こちらは50〜100km/hの速度域で作動します。

さらに、BLIS(ブラインド・スポット・インフォメーション・システム)により、後方から迫る車両と車線を監視し、車線変更時などに衝突のリスクがあると判断すると「ステア・アシスト」が作動するリスクヘッジも用意されています。

もちろん、新型S90/V90などに搭載されている部分自動運転技術もXC60に搭載されていて、最新のドライバーエイド機能も充実。

 

パワートレーンは、407psのプラグインハイブリッドの「T8」をトップに、190psのディーゼル「D4」、235psのディーゼルの「D5」、ガソリンは254psの「T5」、ターボとスーパーチャージャーを搭載する「T6」は320psを誇ります。日本導入時期はまだ先でしょうが、今年の4月中旬からスウェーデンで生産が開始されます。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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